コウモリの追い出しに適した時期は?やってはいけない対処と費用

コウモリの追い出しに適しているのは春(4〜6月)と秋(9〜10月)です。子育て期の6〜8月と冬眠期の11〜3月は避けてください。とくに6月下旬から8月上旬は、飛べない幼獣が内部に残っている時期で、この時期に侵入口を塞ぐと中で餓死し、腐敗臭やウジの発生という二次被害を招きます。この記事では時期の判断、法律上できること・できないこと、費用相場を整理します。

コウモリ対策は「早くやる」より「正しい時期にやる」が結果を分けます。急いで塞いだせいで余計にひどくなる、という失敗が起きやすい相手です。

目次

まず結論:月別の可否

時期可否理由
4〜6月上旬(春)適期冬眠明けで活動中。出産前なら幼獣がいない
6月下旬〜8月上旬避ける飛べない幼獣が内部にいる。塞ぐと中で餓死する
8月下旬状況次第幼獣が飛べるようになったか確認が必要
9〜10月(秋)適期幼獣も飛べる。冬眠前で活動している
11〜3月避ける冬眠中で動かず、追い出しが成立しない
※複数の駆除業者が公開している情報をもとにした整理(2026年8月時点)。地域や気温により前後します。コウモリは15℃を下回ると冬眠に入るとされています。

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※紹介している業者の対応エリアは関東・関西・東海・中四国・九州です(2026年8月時点)。エリア外の方は地域の業者をお探しください。

6〜8月に塞いではいけない理由

コウモリはほとんどの種が6〜7月に出産・子育てをします。この時期の巣にはまだ飛べない幼獣がいます。

親は夜になれば餌を取りに出ますが、幼獣は出られません。親が外に出た隙に侵入口を塞ぐと、幼獣だけが中に取り残されます。結果として起きるのはこうです。

  • 幼獣が中で餓死する
  • 深刻な腐敗臭が発生する/壁や天井の内部なので取り除けません
  • ウジやハエが湧く
  • 解体して取り出す工事が必要になる/当初の駆除費用より高くつきます

「コウモリを追い出したい」という目的からすると、最悪の結果になります。夏に気づいた場合は、9月まで待つか、業者に幼獣の有無を確認してもらってから動いてください。

冬(11〜3月)も避ける

コウモリは15℃を下回ると冬眠に入るとされ、11月頃から動かなくなります。冬眠中は忌避剤にも反応しにくく、追い出しそのものが成立しません。無理に作業しても、春に目覚めてまた同じ場所に戻るだけです。

冬に気づいた場合は、春(4月頃)を待って対策するのが結果的に早いという判断になります。その間にフンの清掃や侵入口の調査だけ進めておくことはできます。

法律上できること・できないこと

行為可否
忌避剤などで追い出す
侵入口を塞いで入れなくする○(時期を守れば)
フンを清掃・消毒する
捕まえる×
殺す・傷つける×
※鳥獣保護管理法にもとづく整理。違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金です。

コウモリは鳥獣保護管理法の対象で、許可なく捕獲・殺傷すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。ただし禁止されているのは「捕獲」と「殺傷」であり、追い出すことと、侵入口を塞いで入れなくすることは問題ありません。ここがイタチやハクビシンと同じ考え方です。

追い出しの手順

  1. 時期を確認する/春か秋か。6〜8月と11〜3月なら待つ判断も含めて検討します
  2. 侵入口を特定する/コウモリは1〜2cmの隙間から入ります
  3. 忌避剤などで追い出す/夕方の出巣時間に合わせるのが効率的です
  4. 中にいないことを確認する/ここを省くと閉じ込め事故になります
  5. 侵入口を塞ぐ/全部を塞がなければ戻られます
  6. フンを清掃・消毒する/臭いが残ると同じ場所に戻ります

4番の「中にいないことの確認」が最大の難所です。暗く狭い場所に潜んでいるうえ、幼獣は鳴き声も小さく、素人が見落とす前提で考えたほうが安全です。屋根裏や軒下での作業は、天井板の踏み抜きやフンの粉じん吸引のリスクもあるため、業者に任せる領域です。

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駆除費用の相場

内容費用の目安
1か所あたりの施工1万〜5万円
多く見られる価格帯3万〜6万円
被害が広範囲の場合10万円以上になることも
※複数の駆除業者が公開している目安(2026年8月時点)。ある事業者の集計では平均約13万円という報告もあり、侵入口の数と清掃範囲で大きく変わります。正確な金額は現地見積もりでご確認ください。

コウモリはネズミやハクビシンに比べると比較的安く収まる傾向ですが、侵入口の数がそのまま金額に響きます。1〜2cmの隙間でも入るため、家全体で見ると経路が複数あることが珍しくありません。

業者選びで確認すること

  • 時期についてどう説明するか/夏に「今すぐ塞ぎましょう」と言う業者は避けてください。幼獣の閉じ込めを理解していない可能性があります
  • 侵入口を何か所塞ぐか/費用差の大部分はここです
  • フンの清掃・消毒が含まれるか
  • 再発時の保証と期間
  • その場での契約は避ける/訪問販売にあたる契約は書面受領から8日間クーリング・オフができます。困ったときは消費者ホットライン「188」へ

1つ目は業者の力量を見分ける良い質問です。時期の話を先にする業者は、閉じ込め事故の重さを知っています。

よくある質問

コウモリ駆除の費用はいくらですか?

1か所あたり1万〜5万円が目安で、3万〜6万円の価格帯が多いとされています。侵入口が多い場合や清掃範囲が広い場合は10万円を超えることもあります。

今が夏です。9月まで待つべきですか?

6月下旬〜8月上旬なら待つことをおすすめします。この時期に塞ぐと幼獣が中で餓死し、腐敗臭とウジの二次被害になります。8月下旬以降は幼獣が飛べるようになっている可能性があるので、業者に確認してもらってから判断してください。

自分で追い出してもいいですか?

追い出しと侵入口の封鎖は法律上問題ありません。ただし「中にいないことの確認」が難しく、見落とすと閉じ込め事故になります。屋根裏や軒下の作業には踏み抜きや粉じん吸引のリスクもあるため、業者に任せることをおすすめします。

捕まえて逃がすのはだめですか?

逃がすつもりでも「捕獲」にあたるためできません。鳥獣保護管理法に違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金です。忌避剤で自発的に出てもらう方法をとってください。

冬に見つけた場合はどうすればいいですか?

冬眠中は追い出しが成立しないため、春(4月頃)まで待つのが現実的です。その間にフンの清掃や侵入口の調査を進めておくと、適期にすぐ着手できます。

参照元・出典

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※本記事は広告を含みます。費用・条件は各社公式サイトでご確認ください。

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